企画部屋
   更新履歴       ファンタジーな100のお題     お題配布元
001:時計
002:荒れた大地
003:さいごの皇帝
004:霧深い都市
005:呪い
006:切れない絆
007:ギルドマスター
008:滲んだインク
009:龍の眠り
010:
011:英雄
012:砂漠の水
013:南にある町
014:聖杯
015:主従
016:長い夜
017:スティグマ
018:混血
019:後継者
020:花束
021:小さな約束
022:宝石
023:絶対者
024:道化師
025:
026:金貨3枚
027:旅の仲間
028:カーニバル
029:ペルソナ
030:巡礼者達
031:黒い肌
032:うれた果実
033:牢の囚人
034:契約
035:復讐
036:しるし
037:世界
038:勇者と魔王
039:海賊の島
040:指輪
041:吟遊詩人
042:裏切り
043:通行許可
044:優しい人形
045:人魚の声
046:足跡
047:踊る妖精
048:成長する種
049:戦装束
050:ドワーフ
051:墓標
052:花売りの娘
053:真珠1粒
054:闘技会
055:一人旅
056:手紙
057:凍った森
058:傭兵
059:
060:結界
061:魔法使い
062:マント
063:荷馬車
064:遺跡
065:亡国の騎士
066:黄昏
067:歌姫
068:はるかな地
069:精霊
070:天使の翼
071:刺青
072:エルフ
073:来訪者
074:二律背反
075:王子と姫
076:聖域
077:太陽と月
078:醜い鳥
079:死神
080:自由市場
081:王冠
082:嘆きの歌
083:審判の日
084:風見鶏
085:故郷
086:賢者の石
087:盗賊と城
088:亡霊
089:割れた卵
090:自由
091:焚火
092:浮島
093:罪の記録
094:運命の女神
095:大きな樹
096:異人の踊り手
097:赤い屋根
098:蜘蛛の糸
099:「光あれ」
100:白い地図



001:時計


   刻むとき

    刻まれるとき

   すべては同じ。

 時計が刻む
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002:荒れた大地

荒れた大地に花咲かす
人々の願いはそれだけで          犠牲となってもう久しい     それでも願いは受け継がれ それでも花は咲かずして 荒れた大地はひび割れて   荒れた大地は水飲まず     花は育たず散っていく        
まるで大地が拒むよに
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003:さいごの皇帝

誰が、彼が最後と予想しえたのだろう

誰が、彼が最後と決めたのだろう

彼も、よもや最後とは思いますまい


彼は今、月の下にて眠りについた

これで最後と言わんばかりに、月の光に照らされて

いつが最後かわからない

だけれど彼は、さいごの皇帝
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 004:霧深い都市

 視界を阻む濃い霧に、歩く歩みを止めていた
 まるで誰かが住んでいて
 私が来るのを拒むよう

 視界を阻む濃い霧は、歩く歩みを止めさせる
 まるで何かが住んでいて
 私が来るのを拒むよう

 前が見えない
 雲の中にいるみたい

 ここはかつての都市
 崩れたレンガの家並み
 擦り切れた人形

 誰も、いない 霧深い都市
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006:切れない絆

切れない絆を結んだら

それを支えに生きゆかん

切れない絆を結んだら

大切にするのはそれだけで
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009:龍の眠り

龍の眠りを覚ますのは?

龍の眠りを覚ますのか?

それはあなたかも知れないし、

あなたが決めることかも知れない

もし目の前で龍が眠っていたら

私は一緒に寝てみたい
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010:夢

この世界が夢の中なら

一生覚めなくていい

もちろん

覚めるはずもない世界で

生き続けなければならないと知っている

この夢はそう、誰かの物でもないのだから

夢の中で眠り夢を見る私は

まるで喜劇の主人公
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011:英雄

英雄になってよかった人と英雄にはなりたくない人

予期せぬして英雄に仕立て上げられた人

英雄がいなければ生きていけない

人々は英雄を祭りたて、自らの落ち度を隠すから
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012:砂漠の水

それを求めて人はゆく

時には誰かを落としいれ

時には誰かを見殺しに

それを求めて人はゆく

この血に生きる動物は

それが無くては生きゆけない

だから捜し求めさまよって

そして大切に、失ってしまわぬように

砂漠の水
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013:南にある町

暑さを乗り越えて南の町へ
そこには何があるのだろう

色とりどりの花が、咲くという
見たことのない鳥が、鳴くという
人々は陽気で、歌を歌うという

広大な台地に、たくさんの動物たち
白い宮殿に、吹き抜ける風

北と反対の南には

何が待っているのだろう
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014:聖杯

聖杯の中身を飲み干して

手に入れたのは力か
それとも、毒か

それはたぶん、人によって違う

飲み干して強い力を手にした人もいる
飲み干して苦しんだ後死んだ人もいる

聖杯の中身は同じもの

神殿の最奥には、飲み干されるのを待つ聖杯がある
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  016:長い夜

  長い夜、一人ですごしすぎてゆく

  朝が来る事疑いもせず

  ただただまわりは暗がりで

  ただただ音がささやいて

  夜でも尽きない音を聞く

  夜でも尽きないこの思い

  休む時間はとうに過ぎ

  休む時間が減っていく

  それでもいまだに目はさえて

  静かに音を追っている

  長い夜、一人ですごせど朝は来る

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018:混血

その者は、混血だったのです

例え同じ赤い血でも、認められません

なぜなら、混血であるからです


混血であるがゆえに蔑まれ

混血であるがゆえに迫害されます

混血であるがゆえに家を追われ

混血であるがゆえに――首が落ちそうになる事もしばしば


ただ、混血であるがゆえに


ですが、混血であるがゆえに、

彼は、一族に広まった流行り病から独り

生き残ることができたのです

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019:後継者

後継者を育てて 彼は死んでいった

育てられた後継者もまた後継者を育てて 死んだ

その後継者がまた後継者を育てて 殺された

育った後継者が後継者を探した

けれど彼は後継者を育てられなかった


後継者はいらないと、思ったのに

彼は結局、この世に何も残すことなく死んでいった
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020:花束

もらったのは、赤い花束でした

真っ赤で真っ赤で

まるで、血のようで

白いテーブルクロスのかかった、白い花瓶に活けられました


そして、次の日


その赤い花から染み出したように、

水も、花瓶も、その下のテーブルも

真っ赤に、染まってました

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021:小さな約束

小さな約束それだけは、

忘れちゃいけない大切なもの
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025:剣

交差し

ぶつかり、

響く音

それはまるで、呼び声

切りかかる



剣を持って







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