晴れの日


「いい天気ですねセネカ様!」「暑い」

 午後の一時、ナイレル国、城内、中庭。相変わらず王妃の定位置。
 もうすぐやってくる夏使用に模様替えしたらしく、白いパラソル、白いレース編みのテーブルクロス。流れる噴水、朝水を得て元気な白い薔薇。
 だがしかし、流れる空気は不穏だ。
「……もうっセネカ様! だらしないですよ王妃様が!」
「暑いものは熱いの!! 関係ないわ!」
「何を仰るんですか!!」
 セネカの嫌いな季節=夏。エルモアの大好きな季節=夏。
 まず意見があわない。
「だいたい、なんなのよこれは」
 そう言ったセネカの目の前。白いレースのテーブルクロスの上にあるカップ。……カップは、白い。真っ白で取っては彫刻のように浮き彫りが刻まれている。それはいい。
 しかし。
 中身の色は空のさわやかさを通り越して重苦しい灰色だった。そして、登り続ける途中で色を変えながら湯気が空に混ざっていく。そんな湯気を混ざらないといけない空がかわいそうになってくる。
「なんでアイスじゃないのよ!」
 そんな中、セネカ(かのじょ)の問題に取り上げられたのは、中身の色ではなく温度だった。……それでいいのか!?
「だって〜セネカ様〜ぁ。夏は熱いものを食べて汗を流すんですよっ!」
 そう言って、エルモアはセネカの目の前にお茶のおかわりとお菓子をおいていく。
 もちろん、灰色のお茶。ホットケーキ、揚げたての揚げパイ、冷やす前の果実のコンポート、焼きプリンに蒸しケーキ。どれもこれも、冷やす必要がないのか忘れたのか暖かいうちがおいしいのかほかほかと湯気を立たせている。
 もちろん、セネカの額に青筋が浮かんだのは言うまでもない。
「エルモア?」
 笑顔だけが、暖かみを感じさせない。ここだけ凍り付く。はずなのだが、さすがエルモアというか、彼女の用意したお菓子の湯気に負けたのか……?
「どういうこと!?」
「ぅわぁ!? セネカ様? いったい何事ですか?」
「溶けてなくなっちゃえばいいのに。」
「雪は降ってませんよ?」
「しってるわ!」
 ぴしゃーんと雷が鳴って夕立がきそうだ。
「セネカ様〜冷めちゃいますよ?」
 お菓子。
「冷ましてるの」
「なんで、絶対暖かいうちがおいしいのに!!」
「暑苦しい」
「なんで!? なにが!?」
「むしろあなたの存在!!」
「ひどいセネカ様! はっ!? まさか!」
 何か、とんでもないことに気が付いてしまったというようにエルモアの体が崩れた。地面にへたり込んで、ポットを取り落とした。
 こんな時でもポットは割れない。さすがセネカ使用?
「まさか冷え切った夫婦仲と同じように冷めるのを待っているなんて!!」
「………」
 かち割っていいかしら、この頭。
「そうだわ、エルモア」
「はい?」
「スイカ割りをしましょう」
 あんたの頭で。
「いいですね〜スイカはおいしいですよね」
 気が付いていない?
「さぁ、やるわよ」
「ここで? もーセネカ様。スイカ割りは、う・み・で、スイカをよ〜く冷やしてから目隠しをして三回回ってやるんですよ〜それにスイカがないじゃ」
「大丈夫、スイカならあるじゃない」
 いつの間にか、セネカの手には丁度いいサイズの棍棒。右腕の袖をまくり、左手をそえる。
「セセセセっセネカ様!? なんのことです!? ぎゃぁ!」
「なんで避けんのよ」
「死にます!!」
「加減するわ」
「どこら辺が!?」
 エルモアをねらって。振り下ろされた棍棒の頭はきれいに地面を掘り起こしている。
「なんで!? 何ねらい!?」
 かさささ……とはいつくばって逃げたエルモアが叫ぶ。
「あんたの頭。スイカみたいに水しか詰まってないんでしょう!!」
 全部聞き流して流れていくのよ!!
「セネカ様〜うまいこと言います〜ぅ」
「そうでしょう?」
 にこりと、暖かい微笑み。エルモアの背を流れ落ちるのは冷や汗。
 寒い。
「やっぱり違うー!」
「なんですってぇ!」



「……元気だな」
 窓の下方、遠いところにいるはずなのに聞こえてくる怒声。国王はがっくりと執務机に頭をつけた。
「王妃のお茶会に、そろそろ死人が出るんじゃねぇか?」
 笑いながら、セズが言う。
「そうだな」
 まったく気にした様子もなく、国王はぬるくなったお茶に口を付けた。
「――あれ、今日届くんだってな」
「ぁあ。そうだな」
 そう言った国王の視線が、確かに注がれた先――
「ぁあやだやだ。これ以上暑くなるのはごめんだよ」
 そう言って、セズは追い払うかのように手を拭った。



 暑いなら、動けば余計に暑くなる。それを知っているはずだ。誰でも……
「誤算だわ」
 ぐったりとテーブルに突っ伏すセネカ。そのはるか下方に、ひくひくと痙攣(けいれん)を続ける物体。
「あーつーぃい」
 手でぱたぱたと顔を仰ぐが、意味もない。
 一度、国王に暑いなら室内でお茶にするといいと提案されたが、却下だった。理由は簡単。
「あんた、私にあのお茶を残さずすべて全部飲み干せと言うの?」
 手伝ってくれるならかまわないわよとの誘いの声を半分も聞かず、国王は政務に戻った。
 しかし、そろそろ場所を変えるなりなんなりしないと……
「そういえばずいぶん黒こげよね。どうしたのよ?」
「せっ……ねかざま……」
 かろうじて延びる左腕を、救いを求めるがごとく伸ばすエルモア。
 ふいっと、セネカはそれを見なかったことにしてお茶を飲む。あの灰色の。暑くてうだるよな熱気の中、ぬるくむしろ暖まったお茶を飲む。
 ……なんの足しにもならない。
「おかーわりーはぁー」
「いらない」
 それが最後の力だったのか、ばたりとエルモアの手は落ちた。
 しかし、エルモアがよく焼けているのは、こうやって日々セネカに太陽の真下に放置されるからではないだろうか。
「そうよ。なんでそんなに日焼けしてるのよ?」
 すっかり忘れていたと言わんばかりに、笑顔。やはり寒々しい。
「………」
 エルモアは沈黙していた。ぴくりとも動かない。
「………」
 反応がないことに、セネカは首を向けた。ここに来てはじめてエルモアを見た。
「火葬と土葬と風葬、どれがいい?」
「死んでませぇん!!」
 がばりとエルモアは起き上がった。
「ぁあでも、土葬じゃ腐るのがオチだし、風葬でさらすには醜いから火葬がいいわね。そうね。そうしましょう」
「せーねーかーさまーー!」
「生き返らないでちょうだい」
 私の華麗な予定がぶち壊れるから。
「まだ死んでません〜」
「……ゾンビ?」
「ちがいますぅ!」
「大変、死体がしゃべった」
「生きてますから!」
 ぴっかーと、片手を空に突き上げて仁王立ち。
「死に損ないめ……」
 ぼそりと呟かれた言葉は、幸運にも聞こえなかったようだ。
「あ、そうだーセネカ様〜」
「二秒で完結に述べて」
「無理ーー!!」
「はい終了」
「がぁぁ〜ん! ぅうっひどいです! 表現の自由を侵害されましたぁ」
「まず同じ階段にいないから」
「? なんでですか?」
「寄らないで、害虫」
「人間じゃなぁ〜いぃ!」
「うれし泣き? よかったわね」
「うれしくありません!」
 うううっと、泣き崩れるエルモア、青い空をまぶしそうに見上げるセネカ。背景が対照的すぎる……
「で、なんだって?」
「そうなんです〜この前砂漠に行ってきたんです!」
「迷子? それで黒こげなのね」
「焦げてません!」
 ん、と、セネカは腕をつきだした。ほへっと首を傾げたエルモアも、次のその腕並べて自分の腕を出した。その、色の違い。
「………」
 そろそろ焼けるわね〜とセネカ。
「………」
 だらだらと汗を流すエルモア。
「あっつーいわねホントに」
「そうですね!」
 そして、不自然を自然な感じにして会話は変わる。
「ねぇ。その暑苦しい顔どうにかならないの?」
「生まれつきですぅ〜」
「ほら、育ちによって変わるって言うじゃない」
「そうですかぁ?」
「だから、やり直してらっしゃい」
 そう言って再び暖かくほほえんだセネカの手には、お約束的に棍棒が握られていた。



 また一段と派手で甲高い怒声とせっぱ詰まった声が聞こえてきた。
「元気だな」
 今度こそ死ぬーー!? とか、いっぺん死んでこいーー!! とかかすかに聞こえる。
「暑いあついと騒いでるわりには元気だよな。」
 セズの声に、頷いた。
「体力余ってんだろうな」
 そりゃぁあれでも王妃だ。兵士と体力を比べるまでもなく、外に出かけるわけでもなく。暇を持て余しているわけで――
「そうか、お前最近暑いから効率が落ちたのか遅くまでここにいるしな」
「………」
 そろそろ、ペンを新調しないと折れそうだ。



「せーねかさま! 私が死んだら王妃様! おつきの侍女を過労死か!? って見出しの紙が町中バラまかれますよ!?」
「――過労死?」
 ぴたっとセネカの行動が止まった。エルモアがほっと一息つこうとして――
「私の平穏を乱しといてその程度? 望むところだわ」
 私の損害は勘定に入れないってのね。
「へっ!?」
「その程度で、すむとでも?」
 セネカは棍棒をかまえた。スイカ割りスタイルはかえないらしい。
 しかし、だだーと、エルモアは逃げた。
「スっスイカ探してきますぅ〜」
 さすが侍女、ここまで来ても主の希望を叶える姿勢は変えないらしい。まぁ世の中、替え玉とか、代理とか、いろいろあるから。
「待ちなさい!」
 こうして、この暑さの中派手な追いかけっこに発展する。



 そんな、中庭から少し離れた城内。この場所。大木によって作られた涼しげな木陰に二人の兵士がいた。
「あちーなぁ」
「さっきからそれしか言ってない」
「しかたねーだろ。これで涼しげな顔してる奴なんて隊長だけだぜ?」
「そうだよなぁ……」
「これからあつくなるぜ〜夏服新調しよう」
「だからといってここは……」
 そう、ここは日陰。立ち位置は太陽の真下。
「少しくらいいーじゃん。それに陛下、護衛いらねぇじゃん」
 今の時間は執務室にいるはずだ。
「侵入者は」
「この暑いのに、この城に? 俺なら日が暮れてからにするぜ」
「だいたい、進入したら暇を持て余してる王妃に嬉々として捕まるだけだろう?」
 そう、ここの王妃は不法侵入者に容赦ない。たまに侵入者で遊んでいる。もちろん、王妃の手が汚れることなく遊べる範囲内の実力者が。軽く生け贄だと思う。
「それはそうかもしれない……が?」
 ん? とギーリックは首を傾げた。遠くから近づいてくる。あの聞き慣れてきたことがむしろ恐いあの声は……
「きゃあーーーたすけてーー」
 髪を振り乱して、せっぱ詰まった声。
「エルモアさん!? いったい何が」
 何か重大事件が!? と、本気で心配をしたことがそもそもの間違いだ。
「せーねかさまがぁ〜」
 それだけ言って、エルモアは角を左に曲がって行った。
「「……」」
 二人の間を、奇妙な間が流れる。その間三十秒。
 自業自得か。
 自業自得なんだな。
 二人の心は一つになった。瞬間。
「ちょっと!」
「「はい!!」」
 なんでしょう!?
 直立不動で、同時に振り返った。
「どっちに行った!?」
 無言で、すばやく、左側を指した。
 レースがあしらわれた長いドレスの裾を翻して、王妃は走り去った。
「……外、立っとくか」
 涼しい木陰より、太陽の下の方がよほど恋しかった。



「ぁ〜これで最後か」
「目に見える分は」
「………」
 一言余計な護衛を、国王は睨みつけた。
 そこへタイミングを見計らった侍女が入ってくる。
「陛下、そろそろ夕食のお時間です」
「準備は?」
「滞りなく」
 先ほど、届いたとの連絡。引き渡されてあとは出番を待つだけ。
「セネカは?」
 吹き出した護衛を、蹴った。
「それが――その」
 それまで平静だった侍女の顔がひきつった。
「「?」」
 なんだと、いうのだ?



「エールーモ〜ア〜」
 逃げ足が早くなったわね。
 ぜぇぜぇと息をしながら、セネカはうめいた。誰が聞いても逃げ腰なる。むしろ逃げたくなる声だった。
 右を見ても左を見てもいない。いつも迷うくせにこんな時だけいない。
「逃げ足だけは早くなるなんて、どういうことなのよ!?」
「まぁ落ち着け」
「ん?」
 力一杯叫んだセネカの背後から、声。その時だ、振り返る途中だった足が地から離れたのは。
「ちょっと!?」
 突然抱き上げられて焦った。しかも、廊下に二人きりというわけでもない。
「あばれるーなっ」
 しずかに言っただけに――睨まれた。
「なに?」
「逃げられたのか?」
 質問が重なる。セネカはため息をついた。
「そうよ」
「夕食だ」
 気がつけば太陽が傾いている。今の今まで走り回っていたのか。
「つかれた」
「……そうだろうな」
「暑い」
「夏になるからな」
「あーつーい」
「どうしろと」
「下ろして、暑苦しい」
「……」
 この密着した状態が暑苦しいらしい。そのセネカの言葉には応えず。国王は廊下を進む。疲れたのも事実で、暑いのも事実。諦めたのかセネカはされるがままになっていた。
 たどり着いた先は自室で、待ちかまええていた侍女達(エルモアはいない)に引き渡される。
「とりあえず着替えろ。それから夕食だ」
 確かに、走り回って汗を掻いたおかげかドレスが動きにくくなっていた。
「さぁ王妃様!」
 目を輝かせている侍女達――普段一人で勝手に着替えることが多いので当然かもしれない。



「早かったな」
「そうね」
 簡単に汗を拭いて、昼間と違って簡素だが露出の多い作りのドレスに着替えさせられた。いつの間にか暑い日差しは暮れて、地に残った熱と暖められた空気が張り付く。
 まとわりつく感じがうっとうしい。
 今度は抱え上げられることはなかったものの、手を引かれると言うより半ば引きずられている。
「捜索するか?」
「はぁ? 無駄よ」
 エルモアを見つけようなんて、チャレンジャーね。
「そうか」
「そうよ。経費の無駄よ」
 ギーリックが聞いたら、泣くかも知れない。
「ぁあ。ちょっと嫌がらせしたいなら止めないわよ?」
 そう言って、セネカは後ろいる護衛を振り返った。セズの顔はひきつった。
 それは勘弁なんですけど――
「次の機会だな」
 国王もその案には賛成だったが、今日は特別な日だからか実行に移すことはなかった。つまり機嫌がいい。
「?」
 腕を引かれながら首を傾げる。ここ最近、あまり会っていない。機嫌がよい理由が、ほかに――?
 ただ手を引かれるままに、歩いた。なんとなく心の中にもやがかかったのは、たぶん。エルモアのお茶が灰色だったからよ。
 さて結局、エルモアは帰ってこないままに夕食となった。誰も異存ない。
 さすがに、昼間の騒ぎは届いているのか、料理長は湯気を立たせるような料理はやめたらしい。賢明な判断だ。
 さすがにおなかが減ったのか、セネカはよく食べた。基本食べるが。
 国王一人でも、王妃一人でも、二人でも、食堂には何人もの給仕がつく。それが会話を減らしている原因と言えなくもない。が、そんな状況になれているというとも言う。
 しかし、基本沈黙が多い。セネカが食べるのに必死だと余計に。
 前菜から始まって、一通り食べ終わった頃、ふと周りを見渡したセネカが口を開いた。
「減ってるわね」
「そうだな」
「何考えてるのよ」
 それこそ、さっきから。
「すぐにわかる」
 そう言われたら、待つよりほかない。もともと食べ終わったあともデザートやお茶を飲むのだから同じ事だ。
 からと音がして、台車が扉をくぐって現れる。涼しげなガラスの器に、白い雪のようなものが盛ってある。
 ことりと、小さな音が響いてセネカの前に置かれた器。
「なに?」
「食べればわかる」
 不思議そうに、セネカがスプーンを手に取る。さくっと音がして、固まりが割れる。
 しずかに口に運ばれるもの。夏の暑い夜に、涼しさが通り抜けた。
「……おいしい」
「それはよかった」
 ゆっくりと顔を上げると、こちらを見る顔と目があった。そしてそらした。あまり、直視したくなかった。
 あとでセズに聞いたら、むしろお前がとろけそうだと言われた。ついでに暑苦しいと。どう言うことだ。
 さくっと音がして、すぐに溶けゆく菓子がセネカの口の中に消える。
 見ればもう、この食堂に見える範囲には二人しかいない。
「北の――氷菓子だ」
「そう、なの」
 あまり知られていない。昔、子供の頃北の国の使者が置いていったみやげを思い出したのはつい最近。
 あまりにセネカが暑いと言うので、昔食べたことを思い出した。氷を夏まで取っておくことすら贅沢な分類にはいるのに、またさらに甘くして。
 取り寄せるか、こちらで作るか、いずれにせよこの暑い中氷をとりおくのは一苦労だ。この国は北と交流があったので特別だが、ルシークス国に氷菓子は広まっていないのかもしれない。
 用意するにはいろいろ(特にセズがうるさいので)大変だったのだが――
 自分の正面でうれしそうに器の中身を食べる姿。少しずつ、だがあまり時間を開けてしまうと溶けきってしまう。おいしいのともったいないのかその手が名残惜しそうだ。一連のしぐさが見れただけでも、よしとするか。
 もくもくと食べるセネカを見ていたら、自分の分が溶けだしていた。それを見て、前を見る。
 丁度上げた視線が、合わさった。
「涼しくなったか?」
 問いかけると、一瞬目を丸くした。昼間の様子を思い出しただけなのだが、なにか考え込んでいる。
「ありがとう」
 正直、驚いたので反応が送れた。見ればセネカもそのことは不満らしい。
「いや」
「……」
 ふいとそむけた顔――心なしか、
「……? まだ暑いのか?」
 赤いのは、気のせいではなかった。
「うるさいっ」
 顔が赤いのが、このままばれなければいい。そう思って、そして少し笑った。
 うれしいと伝えるのは、また今度。





「さ、さむい」
 さて夜も更けた砂漠に、一人の侍女が立っていました。
 昼間はあんなに暑かったのに、今はもうその名残も影も形もありません。極寒の地です。まぁ砂漠ですから。
 その寒さは、そう、彼女の主の微笑みと同じくらい。

 どうやったら、鬼ごっこの最中に砂漠で迷うことができるのでしょうね?


 彼女(エルモア)が城に戻ってくる頃はきっと、夏も本番。





2008.07.06