神様の隣



あなたにとっての神様は、どこにいますか――――――?






『神様に、見放されてる気がする』

『ええ!? 貴女の神様は、とても厳しいのね』

『は?』
――――“厳しい”なんて、考えたこともなかった―――

『おばちゃんの神様はここにいるよ』

『ここ?』

『この隣。』

『隣ぃ!!?』

『いつも一緒。ここにいるんだよ』

 そう言って、左隣に腕を置く。まるで、そこに人がいるように。

『そんなこと言ったら、おばちゃんともう一人。二人に見られているような気がするじゃない』

『そうなんだろうね。昔からいるよ。いつでも、ここに。』










あなたの神様は、どこにいますか?

私は、自分に神様がいるなんて、思いもよらないことだし、考えもつかない。

神様って、キリスト教で言うように、
自分では到底手の届かない、及びもしないようなところで、
はるかかなたで私たちを、見ているような存在だと思ってた。


『私の神様は、ここにるよ』

―――いるんだ。そこに。


私の神様は? ―――隣にいてくれるのだろうか?

時たま、誰か隣にいるような気がする。
伯母と話をしてから。隣にいてくれているような気がする。

――――むしがいい?



あなたの神様は、どこにいますか?



私の神様は、隣に。





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